日本帰国時の区役所関係の手続き・運転免許の更新

今回日本に帰国してやった区役所関係の手続き、運転免許の更新について


区役所関係の手続き

国民健康保険の手続き時の出来事

運転免許の更新(海外に滞在していた場合の特例)

区役所関係の手続き

 転入届

 外国人登録

 国民健康保険

 乳幼児医療証

 児童手当


 区役所でやったのは上記の手続きです。

 2〜3ヶ月の滞在予定でしたが、子供がまだ小さい場合は、病気やけが等も多いので、健康保険に入っておくと非常に助かります。

 今回帰国時には、次男が長男と公園で遊んでいる時に、左肩脱臼と鎖骨骨折してしまい、初日の治療費(国民健康保険を使った金額)だけでも、2万円近くかかりました。(この時は、乳幼児医療証を持っていなかったので自己負担分を支払いしましたが、後に区役所から固定バンドなどの保険がきかない医療費を除いた分が、返還されました。)


ここで、知らない方の為に、説明文を付け加えておきます。

子供の医療費助成制度
 
乳幼児(6歳に達した日以降の最初の3月31日までの児童)の保険診療による医療費の自己負担分を区が助成してくれます。この制度のおかげで、ほとんど無料で診察・治療を受けられるので、非常に助かります。

児童手当制度
 児童手当は、12歳到達後の最初の3月31日までの間にある児童(小学校修了前の児童)を養育している方に支給されます。支給月額は、第1子 5,000円、第2子 5,000円、第3子以降 10,000円

 支給は、申請した翌月分からなので、帰国したら月が変わる前に早めに申請しましょう。申請時には、児童手当を振り込んでほしい銀行の通帳と印鑑を持って行くといいでしょう。


転入届を出す時には、パスポートが必要なので、忘れずに持って行きましょう。

外国人登録申請にも、パスポート・写真・あれば以前の外国人登録証など必要です。事前に区役所に確認して行きましょう。


 国民健康保険の手続き時の出来事


 
そして今回、夫の国民健康保険の手続き時に、面白いことを区役所の健康保険課の方に言われました。

「ご主人は、日本出国時に転出届を出していなかったので、日本にいなかったのは分かりますが、日本いたことになっているので、これまでの3年間の保険料も支払ってもらわないとなりません。」

 びっくりしました。ずいぶん可笑しな話だと思いました。しかし3年前、区役所の外国人登録係に「出国するのですが、何か手続きが必要ですか?」と聞いたところ、「何も手続きする必要はありません。外国人登録証も、次回戻ってきた時に使うので、持っていてください。」と言われたのを思い出しました。

 いなかった時の保険料まで支払うつもりはありませんでしたが、とりあえず夫も保険に入っておいた方がいいと思い、加入手続きを済ませました。後日、これまでの保険料の請求書が届きましたが、意外と少なく数万円程度でした。もちろん払いませんでしたが・・・。

 そして、夫は7月下旬に単身イランに帰国。この時は区役所に電話して出国時の手続きに関して聞くと「再入国許可は取っていますか?」と聞くので、「はい。」と答えると、「それでは、手続きは必要ありません。再入国許可を取っているということは、また日本に来るということなので、転出届は出来ません。」と言うようなことを言われました。

 しかし、「国民健康保険はやめる手続きをしなければ!」と思い、区役所の保険課に電話で聞いてみた。すると、「外国人の方は、再入国許可を取っていると一時帰国とみなされて、保険はやめることはできません。」と言われました。私は、「夫がいた7月分までの保険料は支払えますが、8月以降は夫は日本にいないので、請求書を夫の分を除いたもので出していただかないと、このままではお支払いできません。」と私は言いました。とにかく保険課の方は、ご主人は保険をやめることはできないの一点張りで、私は今の法律ではこういうことになっているので、何を言っても無駄だと思って、電話を切りました。そして、夫がいた7月分までしか保険料は支払わずに、後は放っておきました。

 そして8月、私と子供の転出届を出した時のこと。
届出用紙に記入して提出してから処理が終わるまでに、やけに時間がかかっていました。不審に思いながら数十分待っていましたが、係りの人が私を呼んで「ちょっと保険課の方と話していただけますか。」と私に電話の受話器を渡した。保険課収納係の人だった。保険料が8月分が支払われていなかったからだ。その人に、夫が保険をやめたかったのにやめられなかった理由を言うと「そうなんですか。」と、ちょっと驚いていた様子だった。その後、別の保険課の人に代わった。

 その人に、また事情を話し「私としては、いた月の分は支払いたいのです。」と言いました。その保険課の人の言うには、「ご主人は再入国許可を取っていたので、保険をやめることはできません。」と、以前電話で話した人と同じように言っていた。5分位話していただろうか?最後は、「請求書を作り直してもそれは来月になってしまいます。」というようなこと言っていたので「今度日本に来た時にお支払いすると言うことでいいですか?」と言うと、それで合意した。

 結果的に、夫は保険になんて入らなければ良かったと思った。けがや病気をしなかったからそう思えるのだけれど、やはり、万一の時に備えて入っておいた方がいいのかな?


 運転免許の更新

 これは、夫も私も更新日を1年位過ぎていました。免許は更新日が過ぎてしまうとまた試験をしなければいけないと思っていましたが、調べるとそうではないらしい。私達は、海外に滞在していたということで特例の対象となり、失効後3年以内なら講習を受けて免許の更新ができるらしい。夫は、日本で運転したかったので、更新することに。私は、迷いましたが、夫の更新にどうせついて行くつもりだったので、ついでに自分のも更新することにしました。

 家からは、「江東運転免許試験場」が一番近いので、そこに行くことに。電話で手続きに必要なものを聞いた。


1.運転免許証

2.住民票(本籍記載のもの)
 外国人の方は、外国人登録証

3.パスポート(これでいつからいつまで外国に行っていたかを証明するので、日本を出国・入国のスタンプが押してあるものを持って行ってください。出国時と入国時とでパスポートが新しく変わっている場合は、古いパスポートも持って行くといいですね。試験場でスタンプが押してあるページを確認するので、そのページを自分で分かっていると手続きがスムーズに行えます。)

4.写真(縦3cm×横2.4cm) 1枚

 江東運転免許試験場には、スピード写真を撮る場所がありました。

5.手数料 5,400円

6.海外で使っていた運転免許証
 
これがないと、始めの1年間は初心運転者期間となってしまい、軽い違反2回すると講習を受けなくてはいけないのだとか。

注意:この特例が適用されるのは、日本に戻ってから1ヶ月以内です。


そして更新手続きへ

 電話では、午前中に来てくださいというので、午前中に試験場へ。私は、試験場で写真を撮り、申請用紙に貼って窓口へ。結構混んでいました。簡単な目の検査もし、手数料も払って、講習開始時間までの間は、近くのコンビニで軽食を買い、試験場に戻って食べました。そして、講習室へ。講習時間はたっぷり2時間。講習室の席は満席でした。

 それが終わると、受講した証拠となる判子を押してもらって、免許証を受け取りに。受け取る場所は、一つ上の階のエスカレーターを上った場所にあるのですが、自分達が免許証を受け取って戻る時には、そのエスカレータの所まで、行列が続いていて、後から来る人がエスカレーターから下りられない位までの状態になっていました。なので、なるべく早めに免許証を受け取るには、講習を受ける時に、なるべく早めに講習室に入って、すぐに判子を押してもらえる席(前の座席)を確保しておくといいと思います。

 
参考HP 海外旅行・入院等の理由で失効後6か月以上3年以下の手続


 結果的に運転免許は更新して良かったと思いました。夫は旅行やお墓参りに行った時に運転できたし、私も親戚の家に行った帰りに運転して、父親に楽させてあげることができたし、子供の習い事の送り迎えに使えました。イランにいた3年間は、一度しか運転していなかったので、ちょっと不安でしたが、オートマだったので楽でした。    

2006.9.9


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