以前からよく友達に「サブゼバザール」というところで日本料理の材料が売っているというのを聞いていたけれど、今回初めて行ってみた。 大体の場所は分かっていたけれど、お店の場所が分からずに随分探した。夫が何人にも聞いたが、なかなか知っている人がいなくて、年配の男性が教えてくれた所に行ったら、全然違う場所だった。そこのお店の人に聞いて、やっと本当の場所を教えてもらい、そのお店に向かった。 大きなメイダネ(交差点)の周りにあるお店の並んでいる道を歩いていると、子どもが「日本のケロッグがある!」と、通りがかったお店を見て言うので、「ちょっと中に入って見てみよう。」と夫が言い、中に入って見てみると日本の食材がたくさんあった。
まず一番初めに目に付いたのがカレーのルー。日本のスーパーで特売で100円位で売られている物だが、このルーの値段を見ると5万5千リアル(約715円)とあった!高過ぎる!!その他の物も値段を控えたので、下記をご覧ください。
日本の5、6倍(それ以上?)の値段だろうか?高値だけれど、買う人も結構いるらしい。このお店には見当たらなかったけど、お味噌やマヨネーズ、豆腐やインスタントラーメンなども売られているらしい。 そのお店を出ると、すごい雨が降ってきた。お店を出て左のほうに行き、突き当りをまた左に細い道に入った。そこでしばらく雨宿りした後、奥に進むと右側に下に降りる階段があり、ちょっとした広場になっていていろいろなお店があった。 その広場の中央に、野菜売り場があり、そこに新鮮な生姜が山積みにされていた。値段は1kg2万5千リアル(約325円)。それほど高くない。イランで生の生姜を見たのは今日が初めてだった。1kg買っても腐らせてしまうだけなので、ブロッコリーと一緒に一つだけ買った。後でグラム数を計ってみると少し割高に取られたらしい。キロ単位で売っているのでしょうがない。 10年程前に初めてイランに来た時に、やはり日本の食材を販売しているお店に行ったことがあるが、味噌と醤油(だったかな?)が一つずつ置かれているくらいで、たいした物はなかった(しかもその時に買った味噌は賞味期限の記載が細工されていて、期限切れのものであることが後で判明)。それに比べると、今は随分便利になったと感じた。 ちなみにパン粉は買わなくともミキサーがあれば自作できます。イランで売られている柔らかいパン(ナン等以外の物。食パンやフランスパンのような味のついていないものが良い)を小さく千切ってミキサーにかけるだけ。この時かけすぎてあまり細かくし過ぎないように。余ったら冷凍保存もできます。 今回行ったサブゼバザールはテヘランの北部にあるメイダネ タジリッシにあります。写真のお店以外にも日本の食材を売っているお店があると思うので、探してみてください。 2007.5.18 |