今日は在イラン日本大使館へ長男の教科書下巻を受け取りに行きました。 そのついでに今日は大使館にある図書館を見てみたいと思って、教科書を受け取った後に大使館の人に「図書館を見せていただきたいんですけど?」と聞いてみた。すると大使館の人は「図書館は部署が別ですので、いったん外に出て図書館に電話してください。予約が必要なので。」と言われた。図書館は大使館の中にあるのに・・・?と私は思いながら「そうですか。では図書館の電話番号が分からないので教えていただけますか?」と聞いたところ、「電話番号は大使館と一緒です。」と言われました。 手帳を鞄から出したくて、鞄をごそごそしていると、携帯でも出すと思ったのか大使館員に「ここではなく外で電話してください。」と更に言われた。私は携帯持ってないので、電話するのなら外で公衆電話でも探さないといけませんよ。 そういう面倒なことなら夫が外で待っていることだし、また今度にしようと思い、次男の為にトイレを借りて帰ろうと思った。「トイレを貸していただけますか?」と大使館の人に聞くと、「大使館の中に入ってください。」と言われて、大使館の門番のイラン人男性に案内されて行くと、そこは図書館の入り口にあるトイレだった!次男がトイレに入っている間、そこから図書館の中を少し見た。図書館員らしい首に身分証のようなものをかけているイラン人男性と、テーブルにはイラン人女性が2人座って本を見ていて、3人でおしゃべりしている様子だった。 「私も本を見せてほしい。」と言ったら「外に出て電話予約してください。」・・・とやっぱり言われるのかな?入り口付近の本を見ると、日本の学校について、教育に着いての本がたくさん置かれていた。中に入れさせてもらおうかな?どうしようかと考えていると、次男がトイレから出てきた。するとすぐに門番が来て、出て行くように促された。 この図書館の存在は友達に聞くまで知らなかったし、そうでない人は、たぶんトイレでも借りない限り、図書館の存在自体分からないのではないのかな?と思った。日本人の為のというより、日本語を勉強しているイラン人の為のものなのか? もしできることなら、将来、日本人の為のオープンな図書館が作りたい。大人向けの本だけでなく、子供向けの本もたくさん置いて、イランに在住している人達が交流できる場でもあってほしい。 その時には皆さん、本の寄付をよろしく・・・。 2007.9.20 |