イランのハンバーグ「コッテレット」

イランのハンバーグ「コッテレット」

表面は「カリッ」、中は「しっとり」とした、イランのハンバーグ「コッテレット」です。
日本のハンバーグと違い、挽肉の他、ジャガイモや人参を使います。イランでは、パンと一緒に焼いたトマトやきゅうりの漬物と一緒に食べるのが主流のようです。

日本では、ハンバーグは一人1個食べたら十分ですが、イランのハンバーグは、パンと一緒に1人何個も食べます。子供も大好きな料理です。

日本にある材料でもできる料理なので、日本にいる皆様も作ってみてください。


材料(約4、5人分)

作り方

  1. ジャガイモ、人参、タマネギは、それぞれ皮を剥き、ボールの中に、荒いおろし金又は、千切りスライサーなどで、すり下ろします。
  2. 1に挽肉、ニンニクのすり下ろし、卵、塩、コショウを加え、よく混ぜ合わせます。この時水っぽいようであれば、パン粉を加えて調整してください。

  3. 手でハンバーグのように形を整えて、真ん中に指でくぼみをつけて、多目の油を入れたフライパンに入れて中火で焼き、茶色く焼色がついたらひっくり返し、もう片面も同じように焼きます。
  4. つけ合わせのトマトは、洗って半分に切り、フライパンで少し柔らかくなるまで焼きます。油がはねるので気をつけてください。または、電子レンジがある人は、深めの器に入れて、熱を加えると、同じような感じに出来上がります。
  5. お皿に焼きあがったコッテレットとトマトを盛り付けて、出来上がりです。

  6. イランのおろし金

    これはイランのおろし金です。
    日本のように普通に一枚のおろし金もありますが、これは4面に大小4種類の穴が開いています。

    コッテレットを作るときには写真の左側の部分で卸します。
    日本の普通のおろし金で作ると細かくなり過ぎて、じゃがいもが水っぽくなってしまうと思いますが、その場合にはパン粉を適量加えてみてください。

    日本だと、このおろし金の細かい方で、コッテレットに近いものが作れるのではないかと思います。